ビフォーアフター 基本的にキットの機構を生かしたままエッジ調整、ディティールアップを行いました。
ほぼ全身にわたって、削り込みやシャープ化、C面の除去、C面の追加などでよりシャープな印象に
大きな改修ポイントは頭部、肩の角度、脚部モモの横ロールの追加などで、全体的に末広がりな印象になるようにバランス調整しています。













可動範囲は殺していません モモの横ロールの追加でより自然なポージング、つま先も延長していますが、可動はいかしています。



センサーのLED発光 頭部の機関砲は塗装後にアルミパーツを埋め込みます。
胸部をエポキシパテで形状変更 肩のハの字改修、それにともなう可動クリアランス調整、ディティールアップ

フレームのこの部分の角度を変更しハの字にしています
一旦切り離し、フレームっぽく四角く整形 周りも整形の後、はめ込んでいます
なじませるために周りも微調整しています。


モモの横ロールと、Fアーマーの回転
構造上足を開くとFアーマーも追従します 
ポージング時に隙間があくので、横ロールでFアーマーの位置が安定、さらに横に開いた時にアーマーの角度が変わるので
Fアーマーを動かすことで微妙な調整を可能としました。
センターアーマーも若干エポキシパテで下側に延長。
リアアーマーは延長と同時に、内側にフィンパーツを追加し、冷却装置っぽく



脚部 横ロール追加により、より開いた状態のポージングが可能
末広がりバランスを意識し、膝と脹脛をアレンジしながら大型化 キットに被せる形で太すぎない印象を狙っています。
可動範囲は変わっていません。
各部のエッジワーク、ディティールに注目ください。



キットのコックピット開閉を利用し、パイロットスペースにLED用のスイッチ、電池ボックスを内蔵。

比較は完成後です 肩の内部のマイナスモールドのイメージもエッチングパーツを使い変更。
片上部の露出フレームは彫刻により再現。




LED発光機構
ボタン電池用の電池ボックスをできるだけ小型化、そこに小型スイッチを接着
頭部LEDとの配線は首の前に作った2本のパイプを通り、頭部へ、
完成後、ハンダ点けしています。




頭部のLEDはスペースの都合と、内部ディティール全体を光らせたかったので、キットパーツをおゆまるで型どり その後、砲弾型LED(高光度ブルーグリーンLED使用)の先を削って小さく ディティール内に収めます。 おゆまるにUVレジンを入れ、かぶせて硬化。これでキットパーツのままのLED内蔵レンズができます。












マニピュレーターは関節技極め手1/100にコンバート ディティールが違うので甲の部分は彫刻してM9ディティールに ふたまわりほど大きくなるのですが、これは腕自体を若干細く見せたいのもあり採用しました。
フル可動なので表情も豊かに。その分腕が長くなるのですが、肩のハの字化により腕全体が上がる計算です。




武装 基本的にキット継承。グリップの延長とソードの延長
各部の整面がメインとなります。


塗装後に各部にオーロラフィルムシート(ペット素材の裏にオーロラシートがある特殊なシート)を細かくカットし
貼り付けています。
基本前後面を赤、左右面を青という形で配置。
ライティングによりキラッとします。つや消しの本体にアクセントとして有効で前作のフレズヴェルクや個人作品にも使っています。



キットの肩アーマー ボールジョイントの接続部分が肩シールドを動かすテンションで折れました
ここは真鍮線に置き換えています キットを作られるときは改修をおすすめ!